顎関節症の代表的な症状は,「あごが痛む(顎関節痛)」,「口が開かない(開口障害)」.「あごを動かすと音がする(顎関節雑音)」の三つで,このうち一つ以上の症状があり,鑑別診断で他の疾患がない病態を「顎関節症」といいます.顎関節症にかかるときには、病院へ歯科機械の下で、診査などや治療を受けるほうがお勧めします。
治療法については、以下のような治療法があります。
1、咬合治療 かみ合わせの調整により顎関節の負担を軽くします。
2、物療法 痛み止めや、漢方薬、ビタミン剤、筋緊張治療薬などを服用します。
3、スプリント療法 マウスピースを作り寝る時などに装着します。
4、レーザー治療 顎関節にレーザーを照射して痛みをやわらげる方法です。
5、温熱療法 顎関節にあたたかいタオルなどをあてて痛みを和らげる方法です。
6、マイオモニター療法 顎関節周辺の筋肉をマッサージする機械(マイオモニター)を使用する方法です。
『オートクレーブ』
7、観血的療法 顎関節を手術する方法ですが、内田歯科ではおこないません。
以上のような、病院での治療だけではなく、患者様ご自分でも、自ら治療ができます。
[具体的方法]
1、10分間を限度として氷水を入れたビニール袋を痛む顎関節の外側、あるいは筋肉の上に当てて冷やしてください。10分冷やしたらゆっくりと開閉口して顎関節を動かすとともに筋肉を引き延ばす動作を繰り返してください。これを1日何回か行ってください。
食品は小さく切り分け大きく開口することを避けるとともに、かみしめが必要な固い食品は避けるようにしましょう。
2、あくびをするときはすでに疲れている顎の筋肉で開口を抑えるのではなく、下あごの下に拳骨を置いて開口を抑えるようにしましょう。この方が顎の筋肉への負担を減らせます。
『歯科技工 材料』.
3、症状が少し落ち着いてから、行うべきセルフケアを進んでください。
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