歯周病は口の中のどこでも同じように進行するわけではありません。臨床的によく見かけるのは、多くの人が同じような場所から歯周病が悪化しているということです。次のような場所を重点的に対策することは、効率的な歯周病予防に役立ちます。
『根管長測定器』
年齢と共にだんだんと奥歯から失われていくケース。奥歯は前歯に比較して、磨きにくいため歯石などが堆積しやすい、噛み合わせの力が負担になりやすく、虫歯や歯周病の進行を早めることなどが原因と考えられます。歯並びが悪い場所も歯ブラシが届きにくいことが多くなるため、歯周病だけでなく虫歯も進行しやすくなります。
これらの対策として、日頃から歯ブラシだけでなくデンタルフロスや歯間ブラシなどを利用して、磨きにくい場所のプラークを完全に除去することで、歯周病の予防効果は飛躍的に高まります。
隠れ歯周病を発見する最も確実な方法は、歯科医院などで定期検診を行なうことです。虫歯や歯周病は早期に発見すると、治療時間や期間の短縮、歯の寿命を延ばすなど、たくさんのメリットが生まれます。
『歯科用品』
もしあなたが5年以上歯石を取っていないとすると、症状が現れないだけで、実はしっかり歯石が付着している恐れがあります。歯周病予防を兼ねて歯石を一度しっかり取れば、その後は正しい歯磨きを行なうことで、歯石付着予防しやすくなり健康な歯肉を維持しやすくなるのです。
自覚症状がなくても、「隠れ歯周病」が見つかる可能性もあるので、最低でも年に1度の歯の定期健診を行なうことをオススメします。.
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