歯科インプラントは、顎の骨に埋め入れる「インプラントと、失った歯の代わりとなる人工歯とも呼ばれる「上部構造」、それらインプラントと上部構造を連結する「アバットメント」の3つの部品で構成されています。インプラント治療は歯の無くなった顎(あご)の骨に、人工的な歯根を埋め込む治療です。そしてその上部に人工歯を取り付け、元の歯と同じように違和感なく食事を摂ることができるようになります。CTを使って確実な診断を元に、造骨治療等を並列して、従来では対応の難しかった症例に対しても、安全性の高い治療が可能となりました。インプラントは歯科器具により行います。
インプラントの治療を受けると、その後メンテナンスが必要になります。通常の歯と骨の間には、歯根膜という組織があり、歯を支えたり、歯と骨の間のクッション的な役目を果たしたり、また、細菌をバリアするなどさまざまな機能を担っています。
『オートクレーブ』
インプラントの治療後、定期的診査については、通常、1週間後、1ヶ月後、3ヶ月後、半年後、その後は6ヶ月おきで行います。検診では、
・問診(痛み・不都合ないか)
・噛み合わせのチェック(高さは大丈夫か、揺れはないか)
・歯茎の状態のチェック(出血はしていないか)
・汚れのチェック(インプラントの周囲に汚れがついているかいないか)
を行います。
検診にかかる時間は約30分です。検診の中で不都合が見つかれば、レントゲン撮影をしたり、汚れがたまっているようであればクリーニングを行ないます。
『歯科技工 材料』.
インプラント治療を行うと、何でもおいしく噛んで食べることができます。入れ歯では、なかなか味わうことができない治療方法です。噛み心地が非常に良く、自然な感覚で食事を楽しむことができるのです。
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