複雑で木の枝のように分岐した根管を無菌的状態に近づけるために、根管を化学的に洗浄することは欠かません。次亜塩素酸ナトリウム水溶液で根管を洗浄することがスタンダードです。適切な根管洗浄を行なうためには、ラバーダムの使用と漏斗状の根管形成が欠かせません。『歯科器具』
《根管清掃剤使用上の注意》
・根尖孔の外に漏出させない⇒弱圧
・使用後は十分に洗い流す⇒根管に残留させない
・ラバーダム防湿をしっかり行う⇒口腔粘膜保護
『歯科機械』
《根管消毒剤の必要性》
・機械的清掃と化学的清掃では根管象牙質深層の消毒が不十分である
→根管内に消毒薬を貼薬し、細菌を除去する。
・再感染を防ぐ
折れ込み器具除去のステップ『歯科機器』
A.根管内に器具が折れ込んでいます。このままだと根管を十分に清掃できません。
B. 超音波で振動を伝えます。顕微鏡が有効です。
C.折れ込んだ器具が取れました。
根管消毒剤の必要性については、歯質への高い浸透性や根尖歯周組織に為害性がない、そして歯質を変色しな『歯科材料』
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