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根面被覆するための歯周外科

歯周病の相談が最近なぜか増えている。
特に歯周外科が必要な方が多い。
患者様はご自分でかなり勉強されており、
大まかな原因もしっかり把握されている。
今回のケースは重度の歯肉退縮。
本来見えてはいけない歯根が思い切り露出している。
原因はいくつかあるが、下唇小帯の付着位置が悪い事が大きい。
付着位置が歯に近いため、唇の動きによっていつも引っ張られているのだ。
基本的な歯周治療を行った後、
まずは1回目の手術で小帯をリリースして緊張をなくした。
その後少し時間をおいて2度目の手術。
今度は本格的に移植で歯根を被覆する。
・左は術前写真
約7ミリほど本来の位置から歯肉は退縮している。
痛みや違和感はないが審美的に悪いので何とかしてほしいという相談だった。
・中央は手術後1週間
被覆したい部分の両隣含めた3歯分ほどの範囲で歯間乳頭をつないだまま歯肉を剥離。
その中に口蓋から採取した結合組織を適切な位置に挿入し数か所固定。
・右が手術後3週間の今日
固定用に止めていた糸を取りレーザーで血流を促進している状態。
順調に治癒してきているのでこのままいくと5ミリは覆えそう。
とてもいい感じで治癒してます。
ゴールはもうまもなく。
グロテスクにならないように白黒にし、
比較用してもらうために縦に3枚並んだ写真をアプリで加工。
焦って上下カットするのを忘れちゃいました。笑
こんな歯周外科の需要も多くなってきています。
是非、ご相談ください。 
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虫歯だらけだった

メタルインレー(金属製の詰め物)を外すとそこは虫歯だらけだった…。
大まかな形成を裸眼で行った後はマイクロスコープの登場。
昨日の根面被覆はゴーグルタイプで行ったが今日はマイクロ。
12.5倍~20倍にして細かい虫歯をしっかり除去し、
8倍に戻してメタルインレーの窩洞をセラミックインレー用に修正する。
セラミックインレーの場合は極力薄い部分を作らないように配慮しなければならないし、
内側に入る部分は鋭角ではなく鈍角にしなければならない。
ラボの石川室長が私が覗いてるマイクロスコープの大画面を確認している。
ダイヤモンドバーの細かな動きまで全て見られているので恥ずかしい。笑
これは8倍の拡大画像。
ここから最終仕上げを行った。
セラミックインレーの装着は今週土曜日の予定。
そのまま出産のためご実家の岩手にお帰りになるそうだ。
マウスピース矯正もひと段落したし、『抜歯 器具
今日はこの他に1か所コンポジットレジン充填も行った。
今週土曜日にセラミックインレーをはめて、
出産頑張って元気な赤ちゃん産んでください!
毎日楽しく診療させていただいております。

上顎大臼歯の歯根は3本でそれぞれが別方向に向いている

特に私の根はかなり細い上に1本根尖が曲がっている。
3本の神経の入り口(根管孔)を虫歯を取りながら広げ、
器具がスムーズに到達できるよう漏斗状に拡大する。
何をしているか全てわかるので面白い。『歯科材料
5倍速コントラの振動は少し頭に響くので低圧で使用しなければストレスが大きい。
長時間口を大きく開けておくのは辛いのでバイトブロックは快適だった。
下顎大臼歯の抜歯は3分で終了。
感染物を除去した後コラーゲンプラグを填入し1針縫合。
あっという間だった…。
念のため痛みどめは抜歯直後に飲んだ。
それっきり痛みどめを飲む必要もなく腫れもない。
仮歯も問題なく快適です。
さすがです。
ご褒美は、『歯科機器
「今日抜歯した部分のインプラントオペを担当できる」
という、一見罰ゲームにも感じる内容。
日本一うるさい患者のインプラント治療になることでしょう。
たまには患者さんになっていろいろ体験するのもいいと思いました。 

小児歯科

小児歯科では、赤ちゃんが生まれてから永久歯が生え揃うまでの、口腔内の治療や予防を行います。
むし歯や外傷の治療だけでなく、歯磨き指導・食事指導やフッ素塗布も行っています。 

エアモータ
乳歯のむし歯でも「そのうち永久歯に生え変わるから」と治療しないでいると、永久歯に悪い影響を及ぼすことがありますので、放置せずに治療を受けるようにしてください。
乳歯の時期は、おやつや甘い飲み物の与え方、歯磨きの方法などに問題があると非常にむし歯になりやすいので、お母様お父様にも虫歯予防に関心を持って頂きたいと考えております。
また、問題の早期発見のため、幼稚園や学校での集団検診だけでなく、半年に1度は歯科医院で検診を受けて頂くことをお勧め致します。 
なぜ乳歯はむし歯になりやすいのか?
・乳歯は永久歯と比べると、エナメル質・象牙質が半分程度の厚さしかないため
・哺乳瓶やお菓子を与えることが多いと、口の中に糖がある状態が長くなるため
ハンドピース

・乳歯は歯と歯の間にものがはさまりやすいため
・乳歯は歯列がでこぼこしていて、うまく歯磨きしにくいため 

インプラント

インプラントとは
インプラントとは歯を失ってしまった場合に「第二の永久歯」として人工的に作られた歯根を歯の抜けしまった部分に埋め込む画期的な治療法です。 
天然の歯のような自然な噛み心地と審美性をもち、埋め込む金属部分も人体との親和性の良いチタンなどで出来ているため金属アレルギーの心配もございません。 
まるでご自分の歯が蘇ったかのような感覚を得られ手入れさえしっかりしていれば半永久的にご利用できます。
インプラント治療
インプラント治療
私たちは年を重ねるにつれて歯周病や虫歯などで歯を失ってしまうことがあります。
従来までは、入れ歯やブリッジなどで抜けたところを補ってきましたが、どうしても噛みにくかったり外れやすかったり歯茎がやせてしまうなど様々な問題が生じてきました。
しかし、今日インプラント治療により劇的にこれらの問題点が改善されました。
インプラント
インプラントとは歯の抜けた部分に人工歯根部として人体との親和性に優れた金属(チタン)を埋め込みセラミックなどで作られた歯冠を取り付けた治療法です。 
インプラントは見た目の審美性にも優れまるで本物の歯のような光沢を持ち、食べ物を噛んだ感触もしっかりと顎に伝わるため歯茎が痩せてしまうことなくまるで自分の歯が蘇ったかのような感覚が得られます。『ニッケルチタンファイル
また、使われている金属(チタン)は、金属アレルギー反応を起こさないので安心して埋め込むことができます。
埋入後もしっかり手入れを怠らなければ半永久的にご利用いただけるので「第二の永久歯」とも呼ばれています。 

プロフィール

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性別:
非公開

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