親知らずは永久歯の中で最も遅い「20歳前後」で生えてきます。
奥歯のさらに奥に生えてくるため、汚れがたまりやすく
虫歯や歯周病の原因になりやすい傾向にあるようです。
そのため、親知らずが生えてきてから
口臭がするようになったとか、
親知らずの周辺が臭いのは
「虫歯」が原因ではありません。虫歯だと歯自体に臭いはありますが、
歯茎を指で触っても臭くなることはないからです。
デンタルフロスや歯間ブラシで歯と歯の間を磨いて臭いがするなら
虫歯が原因ではなく、食べかすが詰まる「歯周病」が原因と考えて下さい。親知らずが生えてくると必ずしも口臭がするわけではありませんが
傾いて横向きに生えている場合や、半分埋もれて生えている場合だと
歯茎と歯の隙間や手前の歯との間に汚れがたまりやすくなります。
食事をしていつも食べ物が挟まるようであれば、
口臭の原因は親知らずの可能性が高いと言えます。また、どうしても臭いが消えない場合は
歯医者に行って一度相談されるといいと思います。
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