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スタジオ246セラミックセンター

歯科補綴の考え方は、
材料の進化と共に変化しています。
もちろん術者の考え方も違えば、
趣味趣向もバラバラですから、
何が正解で何が間違いというのはありません。 
生体は必ず変化する
加齢と共に骨や歯肉は痩せますし、
過度な荷重や炎症があれば、
更にそれを促進させます。
天然歯には歯根膜という血流量が豊富な線維があり、
骨と間に緩衝材の役割として介在します。
インプラントの場合その歯根膜がありませんので、
咬合力が補綴物にかかる負担がとても大きい。
つまり、減りやすく壊れやすくなるのです。
インプラントも天然歯も減り過ぎると、
かみ合わせが低くなり大きな問題を引き起こします。
なので、材料選びはもちろん、かみ合わせの調整はとても大切なのです。
試行錯誤を繰り返しているうちに、
グループ内の技工部門がどんどん拡大していきました。
看板ができた…。
現在7名の歯科技工士が在籍し、
渋谷本院のすぐ近くにラボを構えております。
外部の先生方からのオーダーも増えてます。
美しくても脆い材料から、
長期安定性の良い材料で審美性を追求する
こういう考え方が近代歯科技工のスタンダードです。
スタッフ一同、
更なる精進していきたいと思います。 
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更に拡大

GWあけだから忙しい…。
今日のインプラントオペはとてもスムーズだった。
最初のオペは麻酔科医立会いの下静脈内鎮静法で…。
ほとんど記憶がないので怖がりの患者様には好評である。
少し骨量不足だが単純なケースで、左右大臼歯部に1本づつの2本は約30分で終了。
次のオペはスタッフのお母様で、すでに片側3本埋入済。
先日ようやく固定式の仮歯が入ったので、今日は反対側にもう1本。
こちらも約10分ほどで無事終了。
岩手県から通院していただいているので計画的に進めてます。
そんな忙しい中、初診カウンセリングも多数。
青山の患者様からご紹介で来院された初診。
診断が非常に難しいケース。
神経治療を途中で中断されており、違和感が大きく多少揺れもある。
通常の2次元レントゲンだけでなく3次元のCTも撮影したところ、
片側の歯根の先端には大きな膿があり、周囲の歯槽骨を広範囲に溶かしている。
咬む面と側面の両方から虫歯も進行しているので、
最悪の場合の事もお話しして治療を進めることになった。
まずは大まかに仮蓋を外し神経治療に使われていた綿を除去。
虫歯の取り残しが多いので、まずはそれをきれいにする。
大まかに取った後はマイクロスコープに切り替えて、
覗き込みながら注意深く深部をチェックする。
虫歯の取り残しがないか…。
亀裂がないか…。 

下左右は親知らずも抜歯しました

骨の回復も順調で、歯肉の治癒も良好。
奥歯には欠損本数のインプラントを埋入し、
他の天然歯とつないだりする事無く咬合負担させることに。
20140305-140423.jpg
本日は上下4本のインプラント埋入。
上顎3本のインプラントのうち奥2本は骨量不足。
上顎洞粘膜を拳上させインプラントを埋入し、
周囲の骨欠損部位にも補填を行う。
下奥1本は超シンプルな埋入。
4本全てのインプラント埋入は部分麻酔で約30分ほどで終了。
約1週間で抜糸ができます。
痛みや腫れが落ち着いたら左側のインプラントを埋入します。
その後約3~4か月の間の骨結合するまでの期間で、
虫歯や歯周病治療を行います。
インプラントだけで済む人なんてほとんどいませんからね。
皆さん、歯周病があったり、不適合な詰め物があったり…。
悩みは混在しているのです。
順番を逆にすると治療終了までに1年近くかかってしまいますが、
計画的に行うことでおそらく半年以内で終わると思います。
目標が遠ければ遠いほど、
計画が重要になる
のは、歯科治療も一緒なのです。 

歯根端切除+のう胞摘出

昨日行った歯根端切除+のう胞摘出。
先ほど術後の消毒&チェックに来院されました。
痛みも腫れもわずかにある程度で、
外観も意外と変わらない感じ。
正直もう少し腫れると思ってました。
お仕事上の影響も最小限で済みそうな気配です。
来週後半から海外にお出かけだそうなので、
次回抜糸を予定してます。
順調です…。
左が術前CT画像。
根の先端がわずかに折れているのがわかるかと思います。
過去に2度強打してしまったそうで、
違和感が消えず最近大きくなってきたと…。
原因はいまいちはっきりしません。
昨日アップした縫合時の写真の通り最小限の切開剥離を行い、
折れている根尖含めて3~4mmほど外科的に除去。
CTで予想していたよりも周囲の歯槽骨は感染し、
境界不明瞭な膿が広がっていました。
右は術後のCT画像。
折れた先端を取り除きましたからなくなっています。
周囲の感染物はマイクロスコープを除いて、
かなり細かくチェックして除去しました。
歯槽骨の中の歯根部分が短くなってしまうので、
支える力が弱くなってしまうんですよね…。
上の写真は折れている根尖を除去した状態。
周囲の歯槽骨の中に細かく汚物が入り込んでいます。
マイクロスコープがなければ確認できないでしょう…。
それを1か所1か所確認しながら取り除き、
予防的に一層歯槽骨を削合し終わった状態が下の写真。
白黒ですがわかるでしょうか?
レーザー殺菌など様々な準備をした後、上皮が入り込まないように封鎖。
そして昨日アップした縫合で終了です。
逆根管充填という方法で歯根切断面を封鎖することもありますが、
今回はしっかり感染物を除去できたので行いませんでした。
周囲の歯槽骨に小さな穴をたくさんあけて、わざと出血させます。
周囲の健康な骨から出てくる血液には、骨を造る骨芽細胞が含まれてます。
その血液が削り取ったところに溜まり、
新しい歯槽骨を再生してくれるような準備をするのです。
ここの骨ができてくれないと歯の支えが弱くなってしまいますからね。
可能な限り抜歯せずに温存したい。
安易に抜歯したくありませんから。
ちなみに今回の治療はすべて健康保険が適応されます。 

泰明小前の歓喜!

今朝6時羽田。
シンガポールから無事帰国しました。
東京の雨は一瞬で現実に戻してくれるんですね。涙)
ちょっとだけですがのんびりできました…。
さてすっかり仕事モード全開です。
銀座院の午後は大混雑。
名古屋から日帰り定期検診の患者様。
先日抜歯した大臼歯2本の治療計画立案。
忙しい中本日のメイン。
前歯2本のインプラントの最終補綴物装着。
私がオペを担当して、
2次手術からテンポラリー。
最終補綴までは銀座の小野田院長。
技工担当はスタジオ246の仁平。
私が診療している隣のユニットで、
患者様が歓喜の声をあげてました!!!
ジョホールバルの歓喜ならぬ「泰明小前の歓喜」ですね。笑
何が起きたんだろう…って覗くと、
「あまりにも自然で全然わからない」って…。
この写真の中の歯に2本の単独のインプラントがあります。
いい感じで周りの天然歯と調和されてませんか?
さあ、どれが偽物でしょう…。
あれ…、答えが下のレントゲンに小さく写ってました。
こんな感じで喜んでいただくために、
皆で毎日一生懸命頑張ってます。
嬉しい一瞬でした。
毎日楽しく診療させていただいております。
あぁ、腰が痛い。
注)この写真はセット直後の確認用スナップです 

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