歯科補綴の考え方は、
材料の進化と共に変化しています。
もちろん術者の考え方も違えば、
趣味趣向もバラバラですから、
何が正解で何が間違いというのはありません。
生体は必ず変化する
加齢と共に骨や歯肉は痩せますし、
過度な荷重や炎症があれば、
更にそれを促進させます。
天然歯には歯根膜という血流量が豊富な線維があり、
骨と間に緩衝材の役割として介在します。
インプラントの場合その歯根膜がありませんので、
咬合力が補綴物にかかる負担がとても大きい。
つまり、減りやすく壊れやすくなるのです。
インプラントも天然歯も減り過ぎると、
かみ合わせが低くなり大きな問題を引き起こします。
なので、材料選びはもちろん、かみ合わせの調整はとても大切なのです。
試行錯誤を繰り返しているうちに、
グループ内の技工部門がどんどん拡大していきました。
看板ができた…。
現在7名の歯科技工士が在籍し、
渋谷本院のすぐ近くにラボを構えております。
外部の先生方からのオーダーも増えてます。
美しくても脆い材料から、
長期安定性の良い材料で審美性を追求する
こういう考え方が近代歯科技工のスタンダードです。
スタッフ一同、
更なる精進していきたいと思います。
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