1.舌の位置が低いと受け口になる
舌の位置が低く、下の歯の裏側にあると受け口になりやすくなります。舌の位置が低いといつも舌で下の前歯を押してしまい、下顎や下の前歯だけが成長し、前歯が受け口になります。特に舌と下の前歯の裏側にある舌小帯(ぜつしょうたい)が短いと舌が上に持ち上げられないため、舌の位置が低くなります。
2.舌が上顎についていないと出っ歯になる
舌が上顎についていないと上顎を広げることができないため出っ歯になりやすくなります。歯の大きさは変わらないのですが、顎の大きさは変わります。狭くなった顎の中から前歯が飛び出し、出っ歯になります。
3.舌が上顎についていないと歯並びが凸凹になる
舌の位置が上顎についていないと舌で上顎を広げることができないため歯並びが凸凹になります。舌によって顎を広げることができないため、狭くなった顎の中に歯が並ぶことができず、歯が凸凹になったり、八重歯になります。
4.舌が歯と歯の間にあると開口(かいこう)になる
舌が歯と歯の間にあると奥歯を噛んでも前歯が噛めない開口になります。舌がいつも歯と歯の間に入り込んでいたり、飲み込む時に間に入ってくる人もいます。舌の力によって前歯が押し広げられ、歯と歯が噛み合わない状態になります。
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5.舌が上顎についていないと口呼吸になる
舌が上顎に付き、唇を閉じ、鼻で呼吸するのが正常な呼吸法です。口呼吸の方は舌が上顎に付かず、唇が開いています。口呼吸は歯や歯茎だけでなく、全身に悪影響が出る呼吸法です。
6.舌が上顎に付いていないと発音が悪くなる
上顎と舌の大きさはほぼ同じサイズです。舌が上顎に付いていないと上顎は広がらず狭くなります。そのため舌が上顎に付けることができずにタ行などの発音がしにくくなります。
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