健康なお口の環境をつくるためには、虫歯を発生させないことも大切ですが
歯ぐきの健康を保つことも、同じくらい大切です.
歯周病は、細菌感染によって歯ぐきに炎症がおきるお口の中の病気です。
何かを食べたり飲んだりすると、歯の表面にプラークが発生します。
プラークとは、歯の表面や歯と歯ぐきの境目あたりに発生する、
白っぽいヌメヌメした汚れです。
詳しくはこちら→ 排水口のヌメヌメはお口の中にも発生する!?
このプラークの中の細菌が増殖することによって歯周病は引き起こされます。
最初は「歯肉炎」が起こり、進行すると「歯周炎」となってしまいます。
さらに進行すると顎の骨の内部に炎症が起き「顎骨骨髄炎がくこつこつずいえん」となってしまうこともあります。
歯周病のサイン→ 歯茎からの出血は異常事態!?
歯周病は初期・中期の段階では痛みなどの症状を感じにくいため、
知らないうちに症状がどんどん進行してしまう場合が多く
ひどくなって歯を支えている骨が溶けてくると
歯がグラグラになり、最終的に歯が抜け落ちてしまうことも
そこで そんな恐ろしい歯周病を防ぎ、
大切な歯ぐきの健康を保つためのポイントをまとめてみました .
・寝る前の歯磨きを「特にしっかり」と!
寝ている間はお口の中のだ液の分泌が少なくなるため、お口の中の抵抗力が低下し、細菌が繁殖しやすくなります。寝る前はしっかりブラッシングし、プラークをきちんと取り除いておきましょう .
これは虫歯予防のポイントと同じですね
・ブラッシングの時に力を入れ過ぎない
歯磨きの時に力を入れてゴシゴシしてしまうと、歯ぐきに傷がついてしまうことや、歯ぐきが磨り減り歯肉が下がってきてしまうことがあります。歯肉が下がると、知覚過敏なども起こりやすくなってしまいます。
ブラッシングに関しては、自分は大丈夫と思っていても力の入れ過ぎや磨き残しがあることも少なくありません。一度は歯医者さんで歯磨き指導を受けてみるのがオススメです.
『マイクロスコープ』
PR