以前「神経を抜いた歯が痛いのはなぜ?」という記事で
神経を抜いた直後に痛みが残っているその原因について書きましたが、
神経(歯髄)を取って治療した歯は、その後、一生持つのでしょうか
歯髄には次のような役割がありますが、
* 歯に加わる刺激を感受する機能
* 歯へ栄養の供給
* 象牙質の形成
* 歯が何らかの損傷を受けた際の防御反応
歯髄を取り除くとこれらの機能も失うことになりますので、
自覚症状がでにくく、歯がもろくなりやすい状態となってしまいます.
歯を長持ちさせるには、
[1] 適切な歯科治療(精度の高い根管治療、お口に合った被せ物の装着)
[2] 患者様自身の管理(毎日のブラッシング、定期検査の受診)
二つの条件が必要です。
適切な治療を受けたとしても、
歯のお手入れが不十分だったり、
歯科医院でお口全体の確認や調整などを受けていなかったりすると、
虫歯や歯周病、歯の破折などを引き起こしやすくなります.
したがって、答えは、かかりつけの歯科医院と連携しながら、
きちんと歯の管理を続けることができれば、
一生持たせることも可能となる!です.
ちなみに、ハリセンボンの箕輪はるかさんの前歯も、とてももろい状態なはずなのですが、ずっと残っているのは、定期的に歯医者さんに通っているのかもしれないですね.
『マイクロスコープ』
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