1.虫歯予防のフッ素塗布は3か月に一度が効果的
歯医者でのフッ素塗布は高濃度のフッ素を3か月に一度行い、低濃度のフッ素を自宅で行うのが最も効果的です。高濃度のフッ素塗布によって歯に取り込まれたフッ素は徐々に減ってきます。自宅でフッ素を使うことによって減るスピードを少なくして、歯に取り込まれているフッ素の量を下げないようにして、虫歯を予防していきます。歯医者ではクリーニングを行い、フッ素がとりこみやすい状態にしてから、フッ素塗布を行います。30分は飲食を控えてもらい、十分フッ素が浸透するようにします。
『歯科用品』
2.歯の表面が少し白くなった方はトレー法
お口の中をクリーニングしてフッ素が浸透しやすい状態にしてから、マウストレーを使ってフッ素が唾液に流されないようにしてフッ素塗布を行います。マウストレーを5分間保持してもらい、30分は飲食を控えてもらいます。期間は3カ月に一度が効果的です。
3.歯の表面が溶け始めた方はピンポイント
小さなお子さんの場合虫歯になっても治療が難しいことがあります。高濃度のフッ素(デュラファット)を毎月、虫歯の部分にポイントで塗布します。3、4か月してくると柔らかくなっていた歯の表面が固くなります。治療ができる年齢まで経過を観察するか、生え変わるまでそのままにしておく場合もあります。
『歯科材料 通信販売』.
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