妊娠中は非妊娠時に比べホルモンが10倍〜1000倍に増えると言われています。これらのホルモンは口腔内にも影響を及ばします
妊娠中はホルモンの変化とプラークの存在により歯肉炎になりやすいです。
中期〜後期にかけて症状が現れ悪化しやすくなります。
また、歯肉炎の原因となるプラークは炎症関連物質であり血液に運ばれ子宮の収縮を起こし早産の原因とも言われています。
2. 虫歯になりやすい
妊娠初期は、つわりの影響によりブラッシング困難になります。非妊娠時も同じ事ですがブラッシング不足は虫歯の原因となります。それに加え妊娠時は、つわりにより胃酸が逆流し口の中を酸性にします。口腔内が酸性に傾くと虫歯のリスクが上がります。結果、虫歯になりやすくなります。
妊娠時は積極的な薬の服用が難しいため痛みに悩まされストレスを感じ、母体だけではなく胎児にも影響を及ぼします。
妊娠中は細菌の変化やストレスにより唾液の分泌量が減少します。唾液には自浄作用(自然に生じる殺菌、消毒効果)があるので口腔内が乾燥すると細菌が繁殖しお口のネバネバや口臭が起こります。
4. 妊娠性エプーリスについて
妊娠時独特の症状であり上の前歯の歯肉が大きく腫れてしまう症状です。
妊娠16週前後に症状を感じやすく出産後には消失してしまうのが特徴です。
5. 口内炎になりやすい
口内炎の原因の一つとしてはビタミン不足です。妊娠時がしっかり栄養を取らなくてはならないですがつわりや口腔内の変化により栄養が偏りがちになります。バランスの良い食事を心がけて下さい。 『
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