従来の装置が定期的な調整を必要とする一方で、定期的にマウスピースを交換して歯を動かしていきます。一般的な治療の流れは以下のようになります。
初診、カウンセリング
患者さまのお口の中を拝見させていただき、歯並びなどの問題点をチェックします。治療が必要であれば、ご要望などについて伺い、治療方法をご説明します。『
歯科用品』
資料採取
お口の中を診察して、レントゲン写真撮影、歯の写真、顔の写真、お口の中の型取り等を行い、プランデータを作成します。
診断説明
プランデータに基づいて、治療にかかる期間・金額・注意事項などについてご説明します。その後、患者さん同意があれば、マウスピースの製作を依頼します。
治療開始
虫歯や抜歯などがある場合は先に治療します。マウスピースをお渡しし、装置の使用方法や注意事項などについて詳しく説明します。
矯正の処置
マウスピース矯正装着後は、歯並びの状態によって2~4週ごとに通院していただき、新しいマウスピースへ交換していきます。『
歯髄診断器』
後戻り防止装置
歯並びを矯正したあとは、後戻り防止するためにリテーナーという装置をつけていただきます。
顎関節症は、顎関節や多くの筋肉や靱帯(じんたい)に過度の緊張や連続的な疲労がかかることで引き起こされます。原因は噛み合せの悪さや片方の顎だけで食べる癖、歯ぎしり、精神的なストレスなどが挙げられます。また、歯並びや親知らず、自分の顎の動きに合わない詰め物を入れたまま放置しておくと、かみ合わせにズレを生じます。
また、歯列矯正の治療後3年~4年で顎関節症になる患者さんも非常に多いのです。これは抜く必要のない健全な小臼歯を抜いて矯正をおこなったため、顎のズレが生じたと考えられます。『
エアータービン』
かみ合わせがズレたままでいると、無理な状態で噛むことで顎の関節や顎を動かす筋肉に負担がかかります。その結果、筋肉が疲労して様々な症状が現れます。あごの関節の痛み、雑音、肩こり、片頭痛、めまい、耳鳴りなどの症状が発症します。
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