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歯周病治療を行っていく上では

歯周病(いわゆる歯槽膿漏症)とは歯に付着した細菌の塊(デンタルプラーク、歯垢)によって引き起こされるある種の感染症です。歯周病は歯肉炎(歯茎が腫れて出血する状態)に始まり、感染が歯の支持組織に及ぶと、歯が動きだし、歯と歯の間にスペースができ、物が詰まり易い状態になります。『超音波スケーラー

歯と歯茎の間にスペース(歯周ポケット)ができ、排膿(膿が出る状態)が始まり、
ときに口臭が起こります。この状態を専門的には「歯周炎」と呼んでいます。
この状態を放っておくと、歯の支持組織は崩壊し歯は自然に脱落します。

以上のようなことから、歯周病治療のターゲットは
歯に付着した細菌(プラーク)の除去にあります。

歯肉炎の状態では正確なブラッシングを行う事、
あるいは歯科衛生士によって歯と歯茎の間に溜まったプラークを除去する事によって、
正常で健康な状態に戻す事は十分に可能です。

一度歯周炎に罹患したばあい専門的な治療が必要になります。
浅いポケット(5ミリくらいまで)では麻酔下で歯面に付着したプラークを除去する
専門的な機械清掃が必要になります。
深いポケットにおいては時に歯周外科(歯茎を開けて、根面を清掃する治療)が
必要な場合も生じてきます。

最近では、私の留学していたスウェーデンで開発されたGTR法、
あるいはエムドゲイン療法により抜歯予定の歯の保存も可能になってきました。
抜歯の前に、まず歯の保存することを考えましょう。

それでも抜歯が避けられないケースもあり、その際には、『エアータービン
私がいたイェテボリ大学において開発されたデンタルインプラントが
用いられるようになってきました。 

歯周病治療を行っていく上では、
ご自身でのケア(プラークコントロール)が非常に重要になります。

なぜなら、患者さんご本人のプラークコントロールが不十分な状態で歯周治療を行っても、
高い確率で再発することがわかっているからです。

また、歯周外科治療後は、定期的なメインテナンスを行うことも非常に重要です。 
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