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歯の被せ物や詰め物ができるまで

歯医者さん事典、昨日は型取りの重要性についてお話しました。
型取りのお話をしてから、ハッと気づいたのですが・・・
そもそもどんな順番で被せ物が作られるのか?について、お話していなかったですね。
今日は被せ物や詰め物ができるまでの、大まかな流れについて話していこうと思います。
生体モニター
①虫歯をとって補強して・・・歯の形を整えたら型を取ります。
②お口の型をとったら、石膏という材料を使ってお口の模型をつくります。
模型ができたら、それを技工士さんに渡します。技工士さんはその模型上で被せ物や詰め物を作っていくのですが、これからの工程がまた大変です。今回は金属で出来た詰め物や被せ物を作る工程を例に説明します。
③お口の模型の歯に合わせて、詰め物や被せ物をワックス(ロウ)で作ります。
④そのワックスで出来た詰め物や被せ物を金属に置き換えて・・
⑤出来上がった金属を模型に戻して噛み合わせの調整をして、形を綺麗に整えてピカピカに磨いたら完成です。
本当はもっと煩雑な作業があるのですが、今回は省略します。
それでも、かなり複雑な工程だということが分かるかと思います。
完全オーダーメイドなのです。
ですので・・・よく型を取ったら来なくなっちゃう患者さんがいるのですが、すごくもったいないなあ~って思います。
あなたのために作った被せ物や詰め物は、他の人にピッタリ合うことは決して無いのです。
もしも・・・このブログを読んでいる方で、型を取ってから歯医者さんから遠のいちゃった・・という方がいらっしゃったら、ぜひ歯医者さんに行ってくださいね。 
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歯医者さん事典59で出て来た絵をもう一度出しますね

この絵の右側のように歯の根の先の膿の袋が大きくなると、根の周りの骨がどんどん破壊されてしまいます。
この時点で気づかずに放置したら・・・?
こんな風になってしまいます。(分かりやすいようにかなり極端に描いてますあせる)
歯の根の周りの骨が大きく失われてしまっています。
ここまで歯の根の周囲の骨が破壊されてしまったら、残念ながら歯の根の治療を行ったとしても、周囲の骨が回復する見込みはすごく少ないです。
うまく行けば周囲の骨が回復する場合もありますが、それはごく稀なケースだと思います。
このような悲しいことにならないためにも!
神経の処置をした歯は定期的にチェックする必要がありますし、もちろん、歯肉にプチッとしたおできがあったり、疲れた時に違和感があるような歯がある場合には放置せずに、歯医者さんに行ってみてもらってくださいね。 

考える予防歯科

予防歯科とは、むし歯になる危険性(リスク)や歯周病が進行する危険性(リスク)をコントロールし、生涯にわたり、健康なお口でお過ごしいただくことを目標としております。
その為には、むし歯や歯周病になる原因のプラーク(細菌の塊)を少ない状態に維持する(プラークコントロール)を治療目的といたします。『エアーコンプレッサー
プラークコントロールには、ご自身で行うセルフケアと、歯科衛生士が行うプロフェッショナルケアがございます。
定期健診で、お口のチェックを行うことも重要です。
 
むし歯予防プログラム
 むし歯予防
むし歯ができないようにするには、むし歯になる原因を調べることをお勧めします。食事の記録、むし歯菌の数、唾液の働きなどを検査し、むし歯になる原因を取り除く「むし歯予防プログラム」を立てましょう。3歳くらいからフッ素を塗り、定期健診にお越しいただくことをお勧めします。『歯科材料
歯周病予防
20歳前から歯周病予防に取り組みましょう。定期健診で歯科衛生士が担当するプロフェッショナルケアで、歯周ポケットの中の歯周病菌を少なくすることをお勧めします。 

銀歯を入れた後にしみる感じがするのはなぜ?〜

歯医者さんで虫歯の治療をして、仮の蓋の時は大丈夫だったのに、銀歯を入れた後に冷たい物がしみるようになった。でも・・・しばらくしたら気にならなった。
心電計
そんな経験はありませんか??
今日はその理由についてお話しますね。
生きている歯の虫歯の治療をする時は、当然ですが麻酔をします。
麻酔をして・・・虫歯をとって、大きく穴があいてしまったところを白い材料で補強して、形を整えて、型を取ります。
型を取り終わったら、仮の蓋をして銀歯が出来上がるまでの間を過ごしていただきます。
仮の蓋って固まったら味はしなくなるのですが、すごく美味しくない味がします。
しかもキャラメルやガムなど・・・粘着性のあるものを食べてしまうと取れてしまったりする、かなり面倒くさいものなのです。
でも、この仮の蓋をしていなかったら??
削った歯の象牙質がむき出しになってしまっているので、飲食をする時にしみたりして辛い思いをしてしまいます。
そのため、患者さんにはご不自由をかけることになるのですが、仮の蓋をしています。
この仮の蓋・・・ブラスティックのような材料で出来ていますので、あまり熱を通しません。
反対に、銀歯は金属で出来ているので、仮の蓋に比べると熱を伝えやすいです。 

歯のクリーニング専用ペースト

飯田歯科の予防歯科コーナーに来られた事はありますか?
来て頂くと、歯周病の状態をチェックさせて頂いたり、
歯の手入れの仕方の説明や歯石を取った後に、
機械を使って歯のクリーニングをさせて頂いています。
今回は、その時に使っている、専用のペーストの1つ、
リナメルトリートメントペーストを紹介させて頂きますね。
リナメルトリートメントペーストは、歯の主成分と同じもので作られていて、
そのペーストを使用する事で、虫歯の原因となる歯垢をからめ取り、
お口の中をスッキリさせます。
そして、目に見えない細かい傷を埋めて滑らかにし、
歯垢や着色汚れを付きにくくします。
更に、エナメル質から溶け出したミネラルを補給し、
虫歯の予防につなげます。
私も体験しましたが、とても気持ち良かったですよ(*^_^*) 

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