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クリニックモットー6 『モノとコト −デジタル化でも変わらないコト−』

以前にご紹介したようにクリニックで診療に関するご説明を行う際には,デジタル・ベースのものと独自に制作した資料や本などの紙媒体によって行っています。
時代の流れにより,デジタル・ベースによる方法の比重が増しており,特にタブレット型端末(クリニックではiPadを使用)の登場は,患者さんとのチェアサイドでの情報の共有にたいへん重宝しています。
iPad説明風景
当日行う検査や治療の流れを確認したり,検査結果の呈示,ネットを利用した歯科以外の調べもの等々,その俊敏性はPCや紙媒体によるものよりも断然上をいっています。
デジタルデバイスによる治療説明等の資料はあらかじめプレゼンソフトやPDFにより保存して活用していますが,
『これは』という説明はできるだけ自分の手で『書く』コトにより行っています。
口頭での説明は聞き手にとっては,いわずもがな”耳”が主役。資料を見ながらの説明は”目”が主役です。とくにスライド形式にしている資料の説明では,十分に気をつけていないと理解度が不明確なまま先へ先へと進み,単なる”電車から眺める風景”に終わってしまう可能性があります。
紙を患者さんの前に置き,鉛筆で図を書いて説明することは,”目”と”耳”が同時に主役になるため,理解度が増すのだと解釈してむかしから実行しています。とくに,話し下手の自分にとっては,大切な強調したい部分は書く動作に”タメ”をいれたり,ジェスチャーを大きくすることで患者さんの関心を大きく引きつけるようにしています。
iPadでは,この『書くコト』に非常に良いソフトがあり,利用させてもらってます。
『Sketchbook Pro (Autodesk Inc.)』
sketchbook
とにかく,書くには非常に手っ取り早く,コトを進めることができます。アプリを立ち上げたら,筆記用具の種類(鉛筆や筆,エアーブラシ等々)を選んで,指で画面をなぞれば絵が書ける。色も透明度の調整も自由に変更できるのも表現を豊かにしてくれます。『ウォーターピック
説明の際,例えばX線の結果の場合など,撮影した実物の画像をモニタ上に移し,さらにiPad上でそれを模写しながら問題となる部分に解説を加えていくことでその理解が増すように感じています。
スケッチブック1
また,レイヤー機能を有しているので,画像を事前に取り込んでおき,これを下敷きに説明を書き込んでいくなんてことも可能です。
スケッチブック2
スケッチブック3
以前はメモ用紙や,それがない場合にはペーパータオルに直接絵を書いて説明していましたが,今は完全にこの方法に移行しました。
ただ,時代や利用する道具が変わっても,この『書くコト』による説明を変えるつもりはありません。 
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