ワイル病
《黄疸出血性レプトスピラ病》
⇒Leptospira icterohemorrhagiaeの感染症。
「感染ネズミの尿で汚染された水・土壌・食物を介し、経皮・経口的に感染。農夫・板前・獣医に多い。」『
歯科材料』
スピロヘータ
感染症
◎以下のものがある:
<1>梅毒。
<2>ワイル病。
<3>鼠咬症。
症状
1.急な発熱、初期には腰痛が著明。
2.続いて、黄疸がみられ、肝実質障害を起こす。
3.重症例では、皮下出血、眼瞼結膜出血を見る。
【臨床検査】
<1>尿タンパク
<2>病原体検出(血液・尿)
<3>BUN(↑↑)
<4>PT延長。
<5>WBC(↑)
<6>ビリルビン(↑)
<7>レプトスピラ抗体検査で高値を示す。
ワイル病は
梅毒
より怖い
「スピロヘータによる感染症は梅毒よりも、ワイル病をはじめとするレプトスピラ症の方が怖い。ワイル病は感染すると、高熱とともに肝臓や腎臓から出血して死亡することがある。
昔は原因不明の風土病として恐れられたが、レプトスピラ属のスピロヘータが病原体とする疾患であることが分かっている。『
歯科用 バー』」
「田や沼に素足で入ることで感染する」
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