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主に、初期の歯周病に対して行われる治療です。

歯周病は「歯肉炎」と「歯周炎」とに分けられ、歯肉炎では歯茎に炎症があるものの、歯槽骨はまだ破壊されていません歯周病とは、歯と歯茎の間などに溜まった歯垢(プラーク)内の原因菌に感染することで発症する慢性感染症です。原因菌が歯根(歯の根っこ)に沿って歯周ポケット(歯と歯茎の隙間)に入り込むことで、歯茎に炎症を起こしたり、歯槽骨(歯を支える骨)を破壊したりします。

歯周病は「歯肉炎」と「歯周炎」とに分けられ、歯肉炎では歯茎に炎症があるものの、歯槽骨はまだ破壊されていません。一方、歯周炎では歯槽骨が破壊され始めます。歯槽骨の破壊は、原因菌が出す毒素などに対する体の免疫応答の結果であることがわかっていますので、原因菌を歯の表面から取り除くなどの治療を行うことで、進行を抑制することが可能となります。

 歯科用マイクロスコープ

歯周病と全身疾患の関連性

歯周病を放置すると、原因菌が体内に侵入して、糖尿病を悪化させたり、動脈硬化を引き起こしたりするなど、全身の健康にも悪影響をおよぼすことがあります。特に糖尿病の方は注意が必要で、糖尿病の方は、そうでない方と比べて、歯周病の罹患率が23倍程度高いとされています。反対に、歯周病にかかっている方は、歯茎の炎症部分からインスリンの作用を阻害する物質が作り続けられるため、糖尿病に罹患する危険性が高いほか、進行も早いとされています。

 

スケーリング・ルートプレーニング(SRP

主に、初期の歯周病に対して行われる治療です。歯周ポケット内の歯垢や歯石などを除去することで症状の改善をはかったり、歯面を滑らかに研磨することで、汚れの再付着を防止したりします。歯周ポケットが深いため、そのままの状態では除去するのが難しい時などには、歯茎を少し切開して可視化した後、歯根面をきれいにクリーニングするなどの歯周外科処置を行う場合もあります。

 超音波スケーラー

定期メインテナンスなどにより歯周組織を良好な状態することは可能です

歯周病の進行にともない、歯槽骨などの歯周組織が破壊されてしまった場合、「GTR」や「エムドゲイン」などの歯周再生療法が行われることがあります。当クリニックでもこれらの治療に対応していますが、現在ではほとんど行っていません。なぜなら、スケーリング・ルートプレーニングなどの基本的な治療や、定期メインテナンスなどにより、歯周組織を良好な状態にすることが可能だからです。適切な治療や、定期メインテナンスなどを受けられていれば、歯周再生療法などの大がかりな治療を行わなくても、歯周組織の状態を改善したり、良好な状態を維持したりすることはできると考えています。

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