【2時間目】の始まりです。
<<プロービングによって得られる情報>>
ポケットの深さ・形・輪郭・幅の診査
縁下プラーク・縁下歯石の有無と位置
根面の粗造面の有無と程度
歯肉やポケットからの出血の有無
根分岐部病変の有無とその程度(進行度)
歯肉の緊張度
アタッチメントレベル
接合上皮と歯肉歯槽粘膜境界部との位置関係など
<<プロービングを行う時期>>
初診および再診時
プラークコントロールおよびスケーリングやルートプレーニング時
外科処置の術前・術後・最終治療時
メインテナンス時
(よく出てくる言葉と意味)
縁上・・・歯肉(歯肉頂)より上の歯の部分を示す。
縁下・・・歯肉(歯肉頂)より下(歯肉の中)の歯の根の部分を示す。
プラークコントロール・・・プラーク(歯垢)を減らすこと
スケーリング・・・歯石除去
ルートプレーニング・・・歯根面に付着しているプラーク除去
アタッチメント・・・歯根を周囲の歯肉や歯槽骨がコラーゲン線維の束
でつなぎとめている状態を示す。
歯肉線維+歯根膜線維=アタッチメント(線維性付着)
アタッチメントロス・・・正常なアタッチメントの線維がなんらかの原因で
壊れたり切れたりしたあと修復されないで歯根との
CEJ(セメントエナメルジャンクション/セメントエナメル境)
歯根の表面を覆っているセメント質と歯冠の表面を覆っているエナメル質との境目
アタッチメントレベル・・・CEJからポケット底までの距離
BOP・・・プロービング時の出血
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