これにより,房の部分で歯の表面,尖った先で歯と歯との間,さらに刃状の部分で舌の汚れがとれるように工夫されている。『
タービン 歯科』一つの「ようじ」に,現在の歯ブラシ,補助清掃器具(トゥースピック,舌ブラシ)の機能を持たせたようになっている。房の部分は繊維の状態(柔らかさや長さ)を変えることによって,磨き強さを変えていたとされる。
また,清掃用具に利用される一方,「お歯黒」にする際にも使用されたといわれている。
地方により「ようじ(楊枝)」を「箸(はし)」と同義に用いる場合があるようで,当地広島でもこの事がうかがえる祭事があることがわかった。『
ハンドピース』これは,また別のエントリーで詳しく触れる予定である。
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