喪失歯の増加様相と同様に欠損補綴治療を行った者の割合は増加しているのが確認できる。男女差は見られず,50歳を超えると半数以上の人が何らかの欠損補綴治療を受けおり,その後,経年的にその勾配がやや大きくなるような傾向がみられる。
しかしながら,後述するように各欠損治療(ブリッジ,局部床義歯,総義歯ならびにインプラント)を受けた人の年齢階級別の割合は異なる様相を呈しており,「数字」になって改めて認識できること,また,新しく知ることがあるように思われた。『
エアーモーター』
これより,「欠損治療」を主語に,実態調査より得られた「数字」により,ファクトの積み重ねで中半,当然と認識している蜃気楼のような事象を重ね合わせて見てみたい。
PR