* 消化作用 唾液中のアミラーゼの働きにより、でんぷんを麦芽糖までに分解し消化する。
* 潤滑作用 唾液中のムチン等の粘液成分によって咀嚼を円滑にし、嚥下を助ける
* 溶解作用 豊富な水分により、固形の糖や塩分を溶解し、消化や嚥下を助け、味覚物質の味蕾への到達を容易にする
* 歯の保護作用 唾液のたんぱく質や糖たんぱく質は歯の表面ペリクルとして吸着し歯を被覆、保護する。* 抗菌作用 リゾチーム・免疫グロブリン(IgA)ラクトフェリン等の働きによって微生物の働きを抑制したり、殺菌したりする作用がある。
* 希釈・洗浄作用 薄め洗い流す。 唾液分泌量が少ないと口の中が不潔になりやすい
* 緩衝作用 酸を中和する重炭酸イオン(耳下腺から出る)等の働きによって酸性に傾いた口腔内を中和する働き
* 再石灰化作用 歯を修復する働き 永久歯はPh5.5~5
.7で溶け出すが乳歯や歯根面は5.7~6.2で溶け出す。
唾液分泌量
15歳以上 1~3ml/min
11~14歳 0.7ml/min
10歳以下 0.5ml/min
『
歯科用ユニット』
唾液分泌量に影響を及ぼす因子
・唾液腺に障害がある場合(シェーグレン症候群など)
・神経に障害がある場合(自律神経失調症など)
・薬剤の副作用(口渇作用のあるもの 40種類以上あり)
・時間(日内変動あり 午前中に検査するとよい)
・咀嚼不全 (かみ合わせを直すだけで唾液量が増える)
・季節 (夏<冬)
・ホルモン (女性ホルモン 閉経期注意 月経時唾液多い)
・環境 (緊張 ストレス 刺激)
・体調
☆ ウ窩とウ蝕は違う
う窩・・穴が空いている状態
う蝕・・脱灰と再石灰化を繰り返している、『
根管治療機器』う蝕は治る。
唾液検査の 秘密
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