才半過ぎたら3ヵ月毎に小学2年生まで!
ムシ歯になりやすい子どもの歯。ムシ歯になるまえに予防してください。1歳半ぐらいになったら、3ヵ月ごとに歯科検診を受け、フッ素をぬってもらってください。ムシ歯になりやすいお子さんには、シーラントも有効です。『
マイクロスコープ』
●フッ素について~虫歯になりやすい歯の間と根元、噛み合わせの溝の3つのポイントを強化!●
食後は必ず口内常在菌の作用でPHが酸性になります。唾液はそれを弱アルカリにもどす作用があるのですが、歯間や根元の歯肉縁には効果が弱く、そのままでは唾液中のCaイオンによる再石灰化が起こりにくいのです。そこで再石灰の時に重要な要素として働くフッ素イオンを用います。Caイオンのかわりにフッ素イオンを取り込んだ歯質は脱灰作用に対して強い抵抗力を示すのでムシ歯になりにくいのです。ただし、フッ素は医師の指示のもとで行うようにしましょう。乳歯が生え始めたらいつでもOKです。3ヵ月ごとに、8歳ぐらいまでは続けてください。
●シーラントについて~噛み合わせの溝をまえもってうめてしまう●
奥歯には溝があり、バイキンがたまりやすいのです。生えたばかりの歯は、溝が深く、そこからムシ歯になりやすいので、その溝のなかをそうじしてバイキンがはいらないようにうめます。乳歯から行うといいのですが、6歳前後に生えてくる6才臼歯(第1大臼歯)は特に、生えてくるのに時間がかかり、歯肉に隠れている所がムシ歯になりやすいのでこの時期の間食後の手入れは大切ですし、3ヵ月毎にフッ素コート、完全にはえてきたら、予防のためにシーラントしましょう。シーラントの前消毒にレザーを当てる事もとても良く、シーラントは長持ちします。まだまだ親のチェックも必要です。必ずフロスは毎日、親がやってあげることです。3ヵ月毎のクリニックケアもかかせません。『
歯医者 器具』
当院のシーラントでは歯面を酸エッチングするプラスチックタイプのシーラントは使いません。グラスアイオノマーセメントを直接つめます。メリットは●フッ素効果がある●脱離しにくい●歯面への影響がない●毒性がない。デメリットはすこしづつへるので1~2年でまたつめます。
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