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住民合意を条件に

フッ素(フッ化物)が歯の表面を強くして虫歯を予防する効果があるとして厚生省は17日までに、水道水へのフッ素添加を容認する方針を決め、関係自治体などに伝えた。議会の決議など地元住民の合意を条件とし、水道水質基準の範囲内での添加に限定する。厚生省はフッ素による予防効果を認めてきたが、水道水への添加については、高濃度のフッ素による「斑状歯(はんじょうし)訴訟」などを受け、慎重な態度をとってきた。歯科界でも長く安全性をめぐって意見が戦わされてきたなか、「容認」に転じたことは、虫歯予防や安全性などを巡って議論が起こりそうだ。
 今夏、水道水にフッ素を添加したいとする沖縄県内の村の要望を受けた厚生省が、検討を進めていた。
 フッ素は自然界に存在し、海水やお茶、魚などにも含まれる。米国では1945年から虫歯予防のため水道に添加されるなど、1ppmほどでは虫歯予防に効くとされる。米国市民の6割がフッ素入りの水道水を飲むなど38ヵ国で添加されているという。
 日本でも、日本歯科医学会は昨年末「虫歯予防のためにフッ素利用を推奨する」との見解をまとめた。
 世界保健機関(WHO)は69年、水道水へのフッ素添加などフッ素利用の推進を決議し、日本政府も賛同している。
 日本ではフッ素を歯の表面に塗ったり、添加した水でうがいしたりする予防法が勧められている。歯磨き粉の8割にも入ってる。一方で2ppm以上を長期間飲んだ場合は歯の表面にしみができる斑状歯、8ppm以上で骨に異常がでる骨硬化症がみられるという。
 歯科医師の中には根強い有害論を唱える人もいる。発がん性の疑いなど健康への影響を心配する市民団体の動きもある。これを受けて厚生省は、一律供給する水道水について態度表明を見送っていた。現在、フッ素の水質基準は0.8ppm(1リットル中、0.8ミリグラム)で、WHO方針より低く抑えられている。『滅菌器
やっと、一歩前進した日本での取り組みですが、上水道の水質基準(0.8ppm)範囲内ならばと言うのは何か変ですネ・・・・・。
→リンク、フッ素について考える
朝日新聞’2000/11/29、朝刊、三面、時時刻刻より
水道にフッ素巡り波紋    
虫歯予防は安全性は
条件つけて容認したが厚生省内なお不統一『マイクロスコープ
 虫歯予防に効くとされるフッ素(フッ化物)。自治体の要望にこたえる形で厚生省は、条件つきながら水道水に添加することを容認した。だが、歯に塗ったり、うがいに使ったりするのでなく、なぜ水道水なのか。健康に影響はないのか。長く意見が対立してきた問題で、厚生省も「積極的に推進しないが、自治体の判断を支援する」と、あいまいにならざるを得ない。地域住民にとっては強制となる飲み水だけに、歯科診療のあり方などもからんで今後も議論はおさまりそうにない。  (くらし編集部)
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