この年代でも歯間隣接面齲蝕の危険性があります。しかし、まだ萌出歯歯肉炎以外の歯肉炎などの発症はあまり見られませんのでコンタクト通過による清掃を重点にします。したがって指導のポイントは歯肉を傷つけることなくコンタクトを通過させることに置き、将来へ向けてのよい習慣が身につくよう楽しく簡単にフロッシングできるように導きます。『
歯科材料』
デンタルフロス
歯面にそわせるように
しごきながらフロスを入れ
ると歯肉を痛めません。
デンタルフロス
おかあさんと一緒に楽しむ
フロッシングが大切です。
絹の不撚糸に始まった口腔内清掃
フロスは繭からとった、糸(スレッド)に撚っていない絹の繊維のこと。いまでは極細のナイロンなどでできています。歴史的に見ると1815年、ロンドンの歯科医バームリーが使用し始めたのが最初。『
歯科ホワイトニング機器』
彼は予防を中心lこ歯科診療を行い、特に歯ブラシよりもフロスが効果のあることを患者に説きました。「バームリー先生の患者さんは、清潔な口をしているので一目で分かる」と評判になりました。1)
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