先の話に戻るが,
抜歯後,他に治療を要するところがあったものの,その歯科医院には二度と行かなかった。
これはよくある歯科での恐怖体験もあったが,子どもとはいえ”人”として扱ってもらえなかっことが大きかったように思う。『
エアモータ』
残念ながら,ネガティブなイメージのみを抱かせる『一期一会』であった。
1980年後半,大学卒業後まもない医局の抄読会でインフォームド・コンセントという言葉を知った。
その頃より日本でもこのキーワードを中心に患者権利がさかんに叫ばれるようになり,また,1999年に起こった二つの大きな医療事故以降は国をあげて医療安全管理の体制整備が強化されてきた。「患者本位」,「安全な医療」は今やあたりまえのことと受け止められ,昨今では医療とホスピタリティーとの関わりの意義が取り上げられている。
前任の病院勤務時代,ホスピタリティーを学ぶ一環としてCAを招いた接遇研修やブランディングの確立されたホテルの接客システムの講演を聴いた。『
ハンドピース』
異業種の取り組みに,目からウロコ、学ぶことが多かったものの,商業的なCS(顧客満足)追求が見え隠れし,どうしても”サービス”という印象をぬぐえなかった。
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