歯茎を強くするには、2つのアプローチがあります。1つは、歯茎が弱くなる病気(歯周病)を予防すること。もう1つは、歯茎を支える骨(歯槽骨)を丈夫にすること。前回は、「歯茎を強くする歯みがき方法」をご紹介しました。今回は、体の中から歯茎を強くする食べ物をご紹介します。
『歯科用品』
歯茎が弱くなると、歯が長く見えたりすき間に食べ物や汚れが付きやすくなり、口臭も強くなって人と話すとき気になります。とくに、毎日ていねいに歯磨きしているのに歯茎が弱くなったり下がってきている人は、体の内側からのアプローチが有効と思われます。
歯茎の色はキレイで歯周病でない人でも骨密度が低下したり、栄養状態が悪いと歯茎が下がることがありますのでご注意ください。
歯茎というと、プニプニした部分に目が行きがちですが、実は歯茎を触ると分かるように中は「骨」でできています。歯茎の中にある骨を「歯槽骨」と言いますが、この骨が弱くなると、歯茎がブヨブヨして出血したり歯がグラグラするなどのトラブルにつながります。
一般的に骨というと、カルシウムのイメージですが、カルシウムだけでは丈夫な骨はできません。タンパク質(コラーゲン)というスジ状のものあってそのすき間にカルシウムが付着することではじめて、強くて丈夫な骨になることができます。
たとえば、高層ビルや大型施設に用いられる鉄筋コンクリートは大きな負荷に耐えます。
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