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細菌性膀胱炎

排尿回数が増えたというワンちゃん。
尿検査をさせていただきました。
尿検査と言っても
いろいろな検査方法がありますが
一番簡単な方法は
ウロスティックと言う試験紙を使う方法で
この試験紙を尿に浸すと
蛋白、潜血、尿糖、PHなどが分かります。
写真のように
試験紙の色の変化で判定します。
(写真の濾紙は、検査前のものですので
このワンちゃんの検査結果を
反映しているものではありません)
今回はさらに、尿を遠心分離して
底に沈んだ細胞を観察する検査も行いました。
ここまでやると
細菌性の膀胱炎が疑われるのか
尿路系の腫瘍が疑われるのか
尿石症が疑われるのか
・・・など
具体的な診断にかなり近づくことが出来ます。
まず目に付くのは
好中球と言う白血球が大量に存在している事。
このタイプの白血球は
細菌感染があると増えます。
さらによく見てみると
球形の粒子が見つかりました。
これは細菌です。
今回の膀胱炎は
細菌感染が原因になっている事が分かりました。
抗生剤、消炎剤を処方しましたので
頻尿は改善されるでしょう。 
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