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急にダッと駆け出しました

リビングを斜めに駆け回ります
まるで、シャンプーの後みたい
匂いが気になるのでしょうか
また、うらめしそうな視線…
でも、その白目、チャーミングで私は好きです♪
あれあれ、ちょっとしんどそう…
涙が流れてるね
大丈夫かい、ふぅ?
このあと、落ち着きました
ふぅはフロントラインの投与で、これという副作用は出ません
いつもそうか、いつまでもそうかは分かりません
首筋に投与したフロントラインがなぜ全身に行き渡るのか不思議だと書きました
その後、いただいたコメントなどを参考にさらに調べました
どうやら犬の表皮を覆う皮脂を通って全身に伝わるようです
フロントラインは油性なのでしょうね
そして皮脂膜から皮脂腺に移動して1~2ケ月効果を維持するようです
なので、フロントライン投与の直前のシャンプーは避けた方がよさそうです
同様に投与直後のシャンプーや雨の日の散歩も避けた方がよさそうです 
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そして所定の検査を行い結果が出てきます

例えば、血液検査の結果の紙だけを渡されて「どうでしょうか」とセカンドオピニオンで尋ねられることがあります。
例として挙げたものですが、血液検査というのは、食前食後、午前午後などでも変動するほか、どのように採血された血液なのか、また、どのくらいの手際よさで採血から血液検査までが進んだかでもかなり数値が変わってきます。『小型オートクレーブ
極論を言えば、健常な犬から得られた血液であっても、私が故意に検査手順を操作すれば、相当な異常値が出ます。
そんなことが起きえるのだろうか?
で、実際起きえます。
どう考えても臨床症状と検査数値が一致しないので、ためしに当院で検査をしてみると、別に正常。『動物医療器具
でも目に付いてしまうのは、以前に検査をした時に出てしまっている異常な数値です。
仮に誤った結果だとしても、一度出てしまった結果を覆すのは容易な事ではありません。
少なくとも経過観察を交えながら複数回検査を行い、やはりあの数値はミスですねという判断をやっとつけられるという事です。 

尿を見てみる

獣医師によって、検査に好きずきがあると思います。
最近気が付いたのですが、私はなぜか尿検査が好きです。(変態宣言ではありません)
何でしょうかね。『紫外線照射装置
なんか科学の実験ぽいっ所が好きなのかもしれませんし
尿の中に落っこちてきたいろいろな細胞や細菌を眺めているのが好きなせいかもしれません。
尿検査というのは、スティック試験紙を用いる定量的な検査
(と言っても、人間の眼で視認して数値を出す場合には半定量的になってしまいますが、機械で値を測定する場合には定量的と言ってよさそうです。)
と、色やにおい、にごり具合や遠心分離後の沈渣の確認などを含めての尿検査です。
「遠心分離をしたら沈渣が視認できなかったので、行わなかったで」はいけません。
以外と目に見えなくても、そこには誰かがいたりします。
よく落ちてくるのは細胞さんです。
(尿検査に過度な親しみを感じ、登場物質をさん付け。)
細胞さんの中には赤血球・白血球・膀胱移行上皮・腎上皮・尿道上皮・精子・前立腺細胞などが含まれることがあり、
特に赤血球さんは出た場所や出た時間によって形が変わるので 

病院ホームページは

①から私が作ったものです。学生時代に作ったものなのですが、愛着もあり業者に任せられない作業の一つです。)
これについては、診療科ごとに症例紹介の充実や、それについての写真や動画、解説について多くの病気についてページに追加していきたいと考えています。
いつも業務後にパソコンの前に座り、ブログを書き終わることにはやりきった感が出てしまい、ホームページ更新まで手が伸びないのが現状です。
ブログも大切なのですが、ひとまず本拠地であるホームページを整備していきたいなという思いが募り、ブログを休止するという事に至りました。
ひとまず最後のご挨拶という事になりますね。
最後の時には、最初を思い出します。
最初はどんな気持ちで書き始めたんだっけな~と思うと、飼い主様だけではなく、これから動物を飼おうとしてる人、これから獣医さんになる人、獣医になろうかどうか考えている人に向けてもいろいろな情報を発信していきたいと考えていましたが、
現状ではあまりそういった記事はかけませんでしたね。
このような反省も、ブログのセカンドシーズンに自分なりに生かしていきたいと思います。
アメブロは今後再開するときまであまり開くことはありませんが、セカンドに向けて、次回はこんな記事があったら読みたいとか、ネタをいただければ可能な限りそれにそって書いていきたいと思います。
重ね重ねになりますが、約1年半、どうもありがとうございました。
ひょっこり記事更新が始まった際には、また宜しくお願いいたします。
大体半年ちょい程度、お休みする予定です。
(そんな程度のお休みに、大げさな挨拶だったかもしれませんね)
良いお年をお過ごしください。 

診断の難易度と治療の難易度

こんにちは
今日は診断と治療の難易度について記事にさせていただきます。
さて、病気のペットが動物病院に来た時に、獣医さんと飼い主様が協力して行いたいことは、『紫外線照射装置
「ペットが苦しみを感じないようにすること、健康になること」
です。
つまりは、状態の回復です。
状態の回復のためには、治療が必要です。
多少の異常(病気)であれば、少しおとなしくしているだとか、ふやかしたご飯を食べるなどで治療を行わずとも徐々に回復することもあると思います。
さて、その動物病院で行う治療をよりスマートに行うためには、
病状を診断し、病名を特定し、それに対する治療を行う事が最短ルートと考えられています。『動物医療機器
これは正しい考えですが、これをいかなる場合も行ってしまうと、検査費用がかかりすぎてしまいます。
なので、緊急性が高くないと感じられる場合には、まずは数日間試験的な治療を行い、反応を見ます。
この試験的な治療とは、このペットの過去の既往歴や、現在の何等か感染症の流行状況、そして獣医師の経験から決められるものです。
多くの場合、この試験的な治療で良くなると思います。 

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