拡散していったと語り
そこには、何の自負心も、虚栄心も無く
己の信念と患者さんとの関係がどうあるべきか?
そういう事のみを考えて行動していたという事であった。
現在に至るまで
紆余曲折の波乱の多い臨床生活だったとも話していた。
しかし、信念は曲げずに頑張ったという事であった。
これが「人に信頼され、人を動かす結果になった」そのように語っていた。
「ローマは、1日にして成らず」である。
他人に支持されることは、難しいことで
その期待に応え、結果を出すには並の努力では済まない。
だから、勝手な憶測や推測などで決めつけてはいけない。
その人の「存念」は、どこにあるのかは
直接聞いてみなければ分らないから。
私の講演を聞いて、好意を寄せて頂いた先生、逆に反感を持った先生
それぞれに「思い」があってのことだろう。
しかし、出来る事なら「同じ土俵」に上がってやるのが
「筋」だと私は思いますし、公共の場で公開しながら
というのが望ましいでしょう。
色々な考え方が、治療には存在します。
全てにおいて、否定できないのも事実ですが
肯定できないものも、多いのです。
だから、双方の意見を取り入れなくては
苦しむのは、患者さんになってしまうと考えます。
噛み合わせの治療で、受診される方は
先生の「人となり」を良く観察してほしい。
「表・裏」のある先生だったら
困るからです。
受け止めるために必要な事は、正直な行いだと
私は、思っています。
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