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魂を込めるって?2

前回の続きです。
感情を込めることと魂を込める事は実は違って、臨床を続ける上では魂を込める事が大事であるというお話でした。
で、魂って何?というのが今回です。
具体的な例を上げて行きたいと思います。
例えば、優秀な外科医も自分の親や
自分の子供は執刀出来ないというお話を聞きますが、これは感情が大きく入るからだと思います。
例えば、イライラしてる時や嬉しくて飛び跳ねそうな時に車の運転をするのは気を引き締めなければいけませんね。
魂を込めるとは、この気を引き締めるときの感覚に似ています。
例えばそんな時、今はこれに集中。と心の中で何度も唱えるかと思います。
そして、浮ついた意識がだんだん落ち着き、
顎は引き気味になり、目に力が入ってきます。
声はお腹から出るようになり、自分のパフォーマンスを高い次元で維持出来る、不測の事態にも対応出来る、そんな状態です。
F1レーサーのスタート前の状態に似ているかもしれません。
この状態を魂が入ると私は表現しているわけです。
医療をやっていると、このコントロールが難しいのです。
気を抜くとすぐに感情に取り込まれてしまいます。
なぜなら、かわいそうな人がいたら、誰だって助けたいと思いますよね。自分にとって大事な人ならなおさらです。
私は患者さんを大事に思っていますし、スタッフにも患者さんを自身の家族・親戚と同じように、誠意を持って接するように徹底しています。 
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