私はもう一つ、一般の方向けに、オーラルケア用品をご紹介するブログを書いております。ご興味のある方はご覧になってみてください。
前回は少し専門的になりましたがアルジネートには‘弾性’と‘離水’という性質がありどちらも型の変形につながるので、これらをよく理解しましょうという話でした『
生体情報モニタ』
「連合印象5」
では今回は、それでは患者さんにアルジネートを圧接する時間が短すぎても、長すぎてもいけないわけですが、
どちらの方がいけないか?ということについてお話していきたいと思います。
私もこの事を考えました。そこで、ふと、お口の中の湿度は高いですよね。そんなに離水現象がおこるの?
という考えが浮かんだのです。離水現象は当然湿度の高い環境よりも湿度の低い、つまり乾燥している環境の方が起こります。
アルジネートを歯に圧接している時はお口の中です。お口の中はいつも湿ってますよね。湿度は高いといって良いと思います。
さらに大事な型をとる部分、つまりアルジネートの内面は下の写真のようになりますが、この内面はもっと湿度が高いですよね。
印象を例え1、2分長く圧接していたからといって、そんなに離水現象は起きないんじゃないか。
と思ったわけです。
逆に急いで、早く印象を外して弾性が発揮されない方が問題ではないか。
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