「 ストローマン インプラント 」は以前は「 ITI インプラント 」と呼ばれていました。
ITIはInternational Team for oral Implantology (口腔インプラント学のための国際チーム)の略称です。『
エアーコンプレッサー』
国際的な研究グループの名前がインプラントの名前になるのはおかしいので、製造元のストローマン社(スイス)の名前が近年使用されるようになりました。
〔ストローマンインプラントの特徴〕歯科用インプラントとは、天然歯根の代用となる人工歯根のことで、インプラント本体は外科手術により顎の骨に埋め込まれ、平均6~12週間の治癒期間を経て骨にしっかりと結合します。この期間、ストローマンインプラントの場合は、インプラントの頭を歯茎の外に出した状態で待つこともできますので、他のインプラントを使用した場合のようなインプラントの頭を出すための2回目の手術をしなくて済みます。また、最初の手術で丈夫な歯茎の量を増やすことも簡単にできるというメリットもあります。
(ただし、骨造成術を併用する時や審美性を重視する時には歯茎の中にいれておくこともします。)
他にも、将来的な感染に対して抵抗力が強いこと、インプラントの長さが短くても安定しやすいというメリットもあります。
2010年よりボーンレベルインプラントも個人輸入により使用しており、前歯の審美的な部位への対応もより高度に行えるようになりました。こちらは2011年より日本でも認可されて通常に購入できるようになっております。ただ、当院では2010年より使用している細くても丈夫なロキソリッドインプラントはまだ個人輸入が必要な状態です。
そして、2012年より「スウェーデン・マルティナ インプラント Sweden & Martina Implant (Premium series)」を使用しております。イタリア製で非常に高品質であり、以前は日本では認可されていませんでしたので個人輸入で対応しておりました。2014年3月に日本でも認可されましたので、より積極的に使用していく予定です。
ストローマン社のボーンレベルインプラントに似た形状ですが、最初の固定のレベルが高いのでより安心して経過をみれるのと、サイズが豊富でありいろいろな状況に対応しやすいメリットがあります。私の尊敬する世界レベルのインプラントの先生方が愛用しているのも信頼できる理由の一つでもあります。『
歯科材料』
他のメーカーのインプラントも常に検討しておりますが、現時点では一番安全確実なストローマンインプラントとスウェーデン・マルチナ インプラントを使用しています。
海外へも定期的に研修に行き、常に新しい知識や技術を導入するように努めています。
インプラントの勉強会であるS.G.I.C. (Study Group of Implant consensus)の会長もしており、多くの熱心な先生方と共に勉強、そして後進の指導にも力を入れています。
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