毎日の歯ブラシ・・・どれくらいの力で当ててますか?
このところ、立て続けに歯ブラシの頑張り過ぎで歯肉を傷つける患者さんがいらっしゃったので、今日は歯ブラシ圧についてのお話をします。
一番多いのが・・・歯医者さんでお口のケアについて色々と教えてもらって、よし!やろう!とやる気になった時に頑張りすぎてしまうパターン。
歯ブラシをする時に力が入り過ぎてしまうみたいです。
歯肉炎や歯周炎になると歯肉から出血しやすい状態になっているので、歯ブラシを当てたり、デンタルフロスや歯間ブラシを使った時に出血します。
この出血が怖くて歯磨きを止めてしまうと、プラークはついたままですから歯肉の炎症は改善されません。
そのため、患者さんには出血しても清掃していきましょうとお話しています。
ところが!!
力を入れ過ぎてしまって、擦り傷みたいに歯肉が擦り剥けたために出血してしまったのを、これは悪い出血だから頑張らねば!!!とさらに必死になってゴシゴシしてしまう方が時々いらっしゃいます。
時々・・・というか、実はけっこういたりします(笑)
歯肉の炎症による出血と擦り剥けてしまったための出血の見分け方について、まず説明しますね。
歯肉の炎症による出血は、赤黒い色をしていてどちらかというとドロっとした感じで、歯と歯肉の境目からじんわりと出て来ます。
擦り剥けてしまった時は・・・まずその出血したところの歯肉を見てみると、健康な歯肉の一部が擦り剥けて傷がついています。
たいていは・・・・
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