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歯周病にかかわる力の問題

歯固定処置
挺出という現象
自然移動の主たる原因は挺出という日常現象。
挺出力は崩出とのかかわりが取りざたされている。
歯の崩出は、わずかながら絶え間なく続いており、対合の欠損により、咬合圧がなくなり挺出してくる。
しかし、長時間対合がなくても挺出がみられない症例もたびたびある。
サルでの実験によると、上顎臼歯では、対合歯欠損後6週間より挺出し、2年経過した時点で30~50%の挺出さらに挺出する傾向がみられた。
一方、下顎臼歯では、欠損後3ヶ月を過ぎると挺出の度合いは弱くなり、上顎に比べると少ない。
つまり、上顎臼歯は下顎臼歯よりも挺出傾向が強いことがわかる。
原因としては、上顎の歯が重力の作用方向に、下顎の歯は、重力に逆らって挺出であろうと考えられる。
自然挺出のメカニズムは、まだはっきりと解明されていない。
基本的には、歯根膜炎の走行、炎症による線維の破壊、セメント質形成と関係していること。歯冠部が対合歯、隣在歯、頬粘膜、舌などに接触せず、外力を受けない場合、歯根膜線維の走行よりわずかに歯冠側に移動する。(受動的崩出運動)
これに対し、歯周組織に炎症があり、歯槽骨上線維や中隔横断線維が破壊されると挺出の程度は顕著になる。
さらに、近遠心的、頬舌的に歯面に対する線維性付着の破壊が異なると歯の移動方向が変わる。
線維同士の引っ張りあいにより破壊が少ない方向に移動する。
歯の全周にわたり同程度の破壊があれば、歯軸歯冠方向に移動し対合歯と接触した時点で停止する。
挺出のメカニズムとして、歯根膜線維や歯肉線維の引っ張り合いを重視しているが別の因子があるのではとのこと。
歯周炎に伴って起きる充血が歯の異常な突出を生ずることは知られており、炎症に際して、
*プロスタグランジンなどの生体物質が生産され、局所の血管透過性を亢進させ浮種を生じ組織液圧を高めることも考えられる。『虫歯診断装置
つまり、歯周炎が活動期になり挺出力に張り合う歯肉線維を破壊すると同時に、炎症が歯根膜に広まることにより、浮腫を生じ結果として起きる組織液圧の高まりが挺出力を生じさせたと考えられる。
*プロスタグランジン・・・ 3つのグループに分かれ、複雑な変化をして数十種類のプロスタグランジンが作られる。
その作用は、炎症・痛み・腫れの調整・血圧・心機能・胃腸機能と消化酵素の分泌調整・分娩誘発などの生殖機能の制御・腎機能と流動調節・血液凝固と血小板疑集・アレルギー反応・神経伝達・各種ホルモンの生産などに関係している。 
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基本的には3~4ヶ月のインターバル

1. 歯周病があり広範な補綴処置の場合 1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月、4ヶ月と延長
2. 歯周病がなく広範な補綴処置の場合 2ヶ月、4ヶ月
3. 歯周病がなく小範囲な補綴処置の場合 4ヶ月ごと
4 . 歯周ポケットが残存している場合 数週間から1ヶ月ごと(SPT)
1~3mm:治癒
4mm以上:SPT
まとめ『歯科スケーラー
・再評価で重要なこと
 プロービングデプスの変化
 プロービング時の出血の有無
・歯周外科治療の目的
 歯周基本治療で除去できなかった起炎物質の除去
 メインテナンスの容易な口腔内環境の付与
・メインテナンスは状態に合わせて期間を設定
・患者さんとの心のふれあいを大切にする
患者さんのデータ収集(口腔内写真、清掃状況、プロービング、・・・)をして、
自分のお口の状況を把握していただく。このまま放置するとどのようになってしまうのか、今やるべきことは何かをわかりやすく説明する(協力を求める)。
プロービングにおいても初回の場合はとにかく痛みのないように計測するということ。
今までは正確なデータをつくるため多少の痛みはしょうがないと思っていましたが、
「痛くない丁寧な治療をしてくれる」という安心感を与えることが大事ということがわかりました。相手(こころ)があるので一方的にならないよう歯周治療を進めていくよう努めていきたいです。

レベルの高いPMTCの3原則

1、口腔内を十分ウェットな環境にする
2、カップでの研磨作業は連続的に行う(ペーストを付けるために歯列から何度も外さないこと)
3、カップが辺縁歯肉を圧排しながら研磨していくよ、リズミカルに圧力をかける
⑥予防の概念と検診・定期予防処置
虫歯の早期発見早期治療
5~6回つぶやいてみる これは正しいのでは!!
どのステージで治療するかの違い。診断技術が上がれば、
正常に見えた状態も病気であることがわかり、疾病病名が付与される。
予防のカテゴリー
①1次予防(疾病がない状態の者に行う)
集団を対象とした基本的(最大公約数的)予防法
公衆衛生=パブリックヘルス
集団:社会の健康設計を目的とする。『高速ハンドピース
・・・フッ化物塗布 ブラッシング指導 甘味制限 食事指導
②2次予防(疾病がある状態になされる)
個人を対象とした予防法
個人の持つ疾患リスクを解明し、それに応じたリスク低減治療を行う。
疾患の生じるプロセスを改善する。
…フッ化ジアンミン銀塗布 悪玉菌のバイオフィルムをクレンジング除去する
病的咬合圧を分散させるなど
③3次予防(病気の悪化を予防し、回復を促すメンテリハビリ)
疾患の生じるプロセスが放置された結果、発症した病変を手術、治療により回復させる。
・・・う蝕治療 歯周治療 補綴治療 リハビリ
①と③の往復が多い!!
定期検診、いや、健診だ?
病気を見つけるのが本来の目的
→このイメージを変えて頂きたい!!
病気にならない内に、未病でリスクを見つけ、病気の発症を防ぐ方法を指導するために 

「エンプレス」って何だろう

聞きなれない言葉かと思われますが、だんだんポピュラーになってきた、オールセラミックの修復材料です。口を開けて鏡を見ていただければ多くの方が奥歯に銀色の修復物が入っていると思います。その部分が、天然の歯と見分けがつかないとしたら?
歯科用オールセラミックスの修復材「エンプレス」は、チューリッヒ大学とイボクラール社が共同開発し、1987年の実用化以来、大きな反響を得ています。今までは、前歯の冠には通称ポーセレン冠という物が一般的に使われていましたが、どうしても歯肉の境目が黒っぽく見えてしまったり、何となく深みの無い“ベター”とした色になってしまいました。『歯科用 バー
エンプレスはセラミック質を焼き付けるのでは無く、セラミック質を鋳物の様に鋳造してしまうものです。つまり、全てがセラミック質で出来ている冠です。そのため最も自然な色を出すことが出きるのです。ただし、エンプレスにも欠点があります。歯の削り方に特殊性を要求されます。全周フルホルダーで削らなければならないので、少し多めに削るようになります。神経のある歯には注意が必要です。 

「早食い」「噛まずに飲み込む」はメタボのもと

よく噛む食事は肥満や糖尿病防止効果が大きいです。よく噛むだけで健康、ダイエットになります。食べ方や効果を紹介します。
  一口の量を少なく30回以上噛む。よく噛まなければいけない食物繊維が多い食品を摂り、柔らかい加工食品はなるべく避ける。濃い味付けは一気に唾液が出てすぐに飲み込める状態になるので、素材の味を楽しめる薄味にする。少量をよく噛み味わうと、血糖値の上昇は緩やかで、上がり始めるのが早いので満腹感を早く得られ食べ過ぎない。インシュリン分泌負担が少なく、すい臓にやさしいレベルを維持できる。食後の急激な血糖値上昇後に起こる過度の血糖値降下を防げる。食物繊維の多い食品はその作用を抑え、腹持ち良くして間食する必要がなくなる。食物繊維が多いと善玉菌も増え腸がよく動き便秘もなく、毎日快調な排便が得られ、血液もきれいになり、ガン・動脈硬化も防げる。
公共範囲は全面禁煙が良いのでは?
新百合ケ丘駅周辺は路上喫煙防止重点区域で、路上喫煙やポイ捨ての禁止罰則があり、違反したら2万円以下の過料処分となっていますが…ほとんど効果はないみたいです。各建物の入り口脇で、平然と喫煙コーナーよろしく、一人が吸っていれば他の人も吸う、若い人が多いようです。
いまだに喫煙者が減っていない。道端には、吸いがらのポイ捨てが毎日100本以上発生し、ボランティアのお掃除がなければ新百合はゴミだらけです。『歯面清掃用ハンドピース
タバコは、煙の中に猛毒のダイオキシンが含まれ、CO(一酸化炭素)も多く出ます。タバコが出す多くの化学物質は、消滅することなく環境に堆積し、食物連鎖に組み込まれていきます。さらに、多くの「がん」の発生は、特にタバコとの関係は切り離せません。
今の十代の若者たちが、今後、喫煙者になるような機会を与えない社会環境が必要です。 

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