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歯肉の性状(浮腫性.線維性.混合性)

視診
1.顔貌の対称性
2.顎運動の評価
3.歯列の状態
4.歯肉の性状(浮腫性.線維性.混合性)
5.付着歯肉の状態『ハンドピース
6.プラークの付着状態
7.ウ蝕の有無
8.その他の異常所見など
触診
1.歯肉の厚み、骨の厚み・形態を感じ取る
2.痛み
3.排膿
4.骨瘤、小帯→ SCの印象
5.口蓋の深さ→ X線写真
6.嘔吐反射→X線写真 SCの印象
7.顎関節の雑音、圧痛
8.咬筋、側頭筋の圧痛
初診時におけるプロービング
1.歯周疾患の進行の程度を把握する
→必ずしも正確でなくてよい ポケット内炎症でB+にしない程度に軽く挿入して診るので、アンダー傾向である
2.患者へのモチベーションと情報提供
→検査の意味、測定値を読み上げる 具体的数値はあくまで、話のきっかけで、自覚症状の軽い疾病であり、初期値から改善するまでの自己努力目標を与え、達成してもらうために、具体的な実行の話、とその効果と意味をくわしく説明繰り返す。次回アポでも再度。すくなくとも、3回は同じ内容を伝えておく。『ストレートハンドピース
3.痛みに対する感受性と患者の協力度を知る
→患者の特徴を把握し、心をつかむ方が大切 患者さんの興味、趣味、仕事、生活ポリシーなどから得られる情報を共有して歯周病管理の効果を
理解してもらうような、きっかけをつくる。
なるべく×    痛くないように。無理はしない
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歯周治療レポート

歯周病の80%は歯周基本治療で治ると言われています。歯周基本治療の中心になるのはブラッシング指導、スケーリング・ルートプレーニングで、一見簡単そうに思える処置ですが、基本に忠実で確実に行なわなければ良い結果は得られません。また歯周基本治療に続く歯周外科処置やその後のメインテナンス・SPTにおいても医院の歯周治療のシステムをきちんと構築しなければなりません。
初診時の対応/歯科ドック
診療哲学
1. 予防からメインテナンスまで歯周治療を診療の基本に置く
2. 他医院とちがう特色を持つ(快適な医療環境を創る)
3. 患者さん一人しとりとじっくり関わりを持つ
4. 基本を大切にする
5. 楽しく診療する
歯科界の現状
今後の医療サービスの質と経営戦略
診療のステップ
初診時の対応
歯科ドック
 問診・視診・触診
 歯周組織検査(プロービング・動揺度・フレミタス・根分岐部病変)
 X線写真
 口腔内写真撮影
症例分析と治療計画
カウンセリング
歯周治療4つの面
歯周基本治療
 ブラッシング指導
 スケーリング・ルートプレーニング
 再評価
歯周外科処置
メインテナンス
診療のステップ
 予約・来院
初診時の問診と診査
診査結果とカウンセリング
歯周基本治療
再評価 
歯周外科処置
補綴修復処置
メインテナンス
リピーター
初診時の対応
 初診  
緊急処置 全顎的診査(歯科ドック)
 痛み 問診、視診、X線撮影
 不快症状 スタディモデル
 主訴の解決 スライド撮影、歯周組織診査
 咬合診査、生活習慣問診表
 カウンセリングへと道は続く

歯の隣接面の形状の特徴、サイズ

それでは、歯の間の構造を見てみましょう。ほとんど高さはなく、8mmから5mm以下で歯肉のポケットになります。
 ここはまったく見えない部分です。しかも歯ブラシの毛先が届きません。
 歯の間の根元は、接触点から歯肉ポケットに向かってオーバーハングしていますから、自然食品なら面に付着することなく、歯肉の辺縁を通過して頬粘膜側や舌上に押し出され、歯周ポケットにぶつかることもありません。『歯科材料
 加工食品の多くはその流動性ゆえに、歯の接触点を越えて、オーバーハングした歯の根元の隣接面の隙間、歯間部に流れて溜まっていきます。
 歯の根元、かつ隣接面内にある歯周ポケットの長さは、歯ブラシなどの毛先が届くことはなく、歯の根元の周囲の距離の割合で見ると、歯ブラシの毛先がケアしやすい歯周ポケットの2倍近い距離が隣接面に隠れているのです。これを隣接面歯周ポケットと呼びます。
 ここに多くの歯周病菌が繁殖する原因があります。
 歯周病の発生する最初のポイントが隣接面歯周ポケット内に侵入する隠れプラークのバクテリアたち、嫌気性(酸素を嫌って、空気に触れにくい部分で繁殖する)細菌の増加です。
隣接面ケアで歯周ポケットの60%以上がお手入れできてしまうということに驚きます。
歯ブラシではないのです。
だって、よく噛んで食べていれば、歯ブラシケアできる範囲はほとんど、きれいに噛むクリーニングがされてしまうのです。『口腔内カメラ
食後すぐのお手入れと、特に隣接面ケアが重要なのです。
ここは歯ブラシだけじゃ、取りきれないんです! 

乳歯列および混合歯列を有する児童

この年代でも歯間隣接面齲蝕の危険性があります。しかし、まだ萌出歯歯肉炎以外の歯肉炎などの発症はあまり見られませんのでコンタクト通過による清掃を重点にします。したがって指導のポイントは歯肉を傷つけることなくコンタクトを通過させることに置き、将来へ向けてのよい習慣が身につくよう楽しく簡単にフロッシングできるように導きます。『歯科材料
デンタルフロス
歯面にそわせるように
しごきながらフロスを入れ
ると歯肉を痛めません。
デンタルフロス
おかあさんと一緒に楽しむ 
フロッシングが大切です。
絹の不撚糸に始まった口腔内清掃
フロスは繭からとった、糸(スレッド)に撚っていない絹の繊維のこと。いまでは極細のナイロンなどでできています。歴史的に見ると1815年、ロンドンの歯科医バームリーが使用し始めたのが最初。『歯科ホワイトニング機器
彼は予防を中心lこ歯科診療を行い、特に歯ブラシよりもフロスが効果のあることを患者に説きました。「バームリー先生の患者さんは、清潔な口をしているので一目で分かる」と評判になりました。1) 

ウィンドウ幅(WW)の変化

図は,ウィンドウレベルを一定(WL:1000)にして,ウィンドウ幅(WW)を変化させた場合です。
向かって左側の画像と右側の画像を比べればよくわかりますが,WW幅の狭い左側の画像の方が,右側のものと比べて黒い部分と白い部分の差(濃淡差)がはっきりしている,つまりコントラストが良いことがわかります。しかしながら,左側の画像では顎骨の周囲の軟組織を示す淡いグレーの色調がぼんやり見えているのに対し,右側では認識できる程度にはっきりグレー色があらわれています。これは,観察できるCT値の範囲,すなわち臓器の種類が変化していることを示しています。『歯科タービン
ウィンドウレベル(WL)の変化
次はウィンドウレベル(WL)を変化させた場合です。
一般的にウィンドウレベルを操作することによりCT画像の濃淡が変化します。ウィンドウレベル(WL)を上げることにより画像濃度は黒く なり,ウィンドウレベルを下げることにより画像濃度は白くなります。
下図に実際にウィンドウ幅(WW)を固定(WW=4000)して,ウィンドウレベル(WL)を変化させた場合の例を示しています。適切な階調表示された画像に比較して,ウィンドウレベル(WL)を下げた場合には白く,逆に上げた場合には黒い輝度中心の画像になっているのがわかります。
WL変更
このようにウィンドウ機能により,画像の濃淡,階調度は自由に変更,コントロールできます。やみくもに濃度を変化させるのではなく診断が必要な臓器・疾患にターゲットを絞ったウィンドウ設定が重要になってきます。別の言い方をすれば診る対象となる臓器のCT値を把握しておけば,その読影に幅がでてくるともいえます。『ハンドピース
次回は,このCTウィンドウ機能と単純X線撮影における階調を変化させることの具体的な違いについて触れる予定です。 

プロフィール

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非公開

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